楽曲名「運命に抗う者」 出典「“kuja5” from FINALFANTASY\」 原作者名「植松伸夫」 編曲者名「hal」 制作環境「音源 SD-90      シーケンサー Singer Song Writer8.0VS 録音 ぽけっとれこーだー      音確認(ヘッドホン/スピーカー) MDR-Z500 MA-10D」 連絡先「MAIL(k0412106@yahoo.co.jp)     URL(http://www.geocities.jp/k0412106/)」 ----------------------------------------------------------------------------------- こんにちはhalです。 今回スクエニのアレンジということであまりの幅の広さに何のアレンジをするかかなり迷ったのですが、これだ!!と思ったのが 「FINALFANTASY\ Original soundtrack PLUS」に収録されている“Kuja5”でした。この曲はゲーム未使用曲ですが、FF9のラスボス「ク ジャ」を最もよく表現できている曲ではないかと思いました。恐ろしくも哀しく悲愴感のあるメロディー、課題はその悲愴感を損なわず拡 張することでした。 どうでしょう?少し明るい曲になっちゃいましたか… 作曲中はクジャ本人を思い浮かべてみてもどうしてもイメージがわかなかったので、変わりに良く似た境遇の女性、スピーシーズの“シル ”を思い浮かべながら作ってみました。人間の手で勝手に生み出され、危険だからという理由で勝手に殺されそうになり、逃げ回って逃げ 回って化け物に変貌したあげく、頭を吹き飛ばされて死んでしまうという…とてもいたたまれない少女です。なんとなくクジャのイメージ と被っていましたし、クジャよりイメージしやすかったです。(まあ、どんなイメージなのかはタイトルから読み取っていただければ幸い ですが) 曲は出だしはそのまんまです。ミミコピーです。初めて聞く瞬間は「これアレンジか?」と思われるかもしれません。われながら見事なま でのミミコピーです。中盤は原曲のモチーフを使ってオリジナルのメロディーを作りました。そのあとになぜかティナのテーマが入ります 。そしてそのあとは原曲の拡張アレンジで終わりです。 制作は開始した頃からあまりノリノリにはなれず、作り方もまずピアノを最後まで作ってからあとで他のパートを肉付けするという変な作 り方をしたためか、かなり苦労しました。どんなアレンジをしたら良いのか分からずに3日ほどをすごしたものです。作っちゃ消し、作っち ゃ消ししました。 トランペットの音などはなかなかリアルに出来たと自負しています。いつもより強いレベルでモジュレーションをかけたのが良かったと思 います。 しかしながらやはりノリノリで作っていないだけあまり完成度が高いとは言えないですね。そもそも原曲が一つの完成した曲だったのにそ れに肉付けをしてしまったものだから、まさに蛇足になってしまったのかもしれません。しかしMFTのときと違って「ちゃんと考えて作った 」分、それなりのメッセージ性は盛り込めたのではないかと思っております。(伝わるかどうかはともかく) あー、誰か壁紙描いてくれないかなー… 今回このような機会を作ってくださった大臣さん。本当にありがとうございます。